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2008 AUTOBACS SUPER GT 第1戦 SUZUKA GT 300km RACE ~決勝~

フリー走行 : 5位
決勝結果 : 2位

■開催日:2010年3月21日(日)
 (入場者数 : 31,000 人)
■フリー走行 08:30 - 09:15
■決勝レース14:00 Start [52 Laps / 301.964 km]
■コース : 鈴鹿サーキット (全長5,807km)
■天候:曇/雨 路面コンディション:ドライ

GT300クラスは、1周目のデグナーカーブで、ポールスタートのNo.7 M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7(谷口信輝)がコースアウトしポジションダウン。さらに、同じ場所でNo.43 ARTA Garaiya(新田守男)、No.2アップル・K-ONE・紫電(加藤寛規)、No.31 apr COROLLA Axio(嵯峨宏紀)がクラッシュし、3台ともリタイアに追い込まれるという大波乱のスタートとなる。

 これでトップを奪ったのはNo.11 JIMGAINER DEXCEL DUNLOP F430(田中哲也)だったが、No.33 HANKOOK PORSCHE(影山正美)が12番手から猛然とスパート。2周目の130Rでトップを奪う。後続にもかなり激しいポジションチェンジがあり、GT500クラスのクラッシュでセーフティーカーが入る直前には、トップNo.33 影山、2番手No.11 田中、以下No.86 JLOCランボルギーニRG-3(山西康司)、No.3 HASEMI SPORT TOMICA Z(星野一樹)、 No.7 谷口というトップ5になっていた。
  このうちNo.3 星野はセーフティーカー・ラン明けの周にピットイン。これで後続がひとつずつ順位を上げると、21周目の逆バンクでは、No.7 谷口がNo.86 山西をアウト側から豪快にオーバーテーク。その次の周にはNo.11 田中がピットに入るが作業にやや時間がかかり、No.7が2番手に浮上。No.11は、その後平中克幸が走行中にマシン下部をヒット、ラジエターを破損してレースを終えた。
  トップをいくNo.33 影山は33周を終えてピットに戻るが、ドライバー交代に時間がかかり後退。これに対し、25周終わりでピットインしていたNo.7はタイヤ無交換で時間を短縮し、トップを奪った。
  No.7 折目遼は、タイヤを労わりつつもプッシュ。安定したラップを刻んで最後まで走行を続け、そのまま優勝を飾った。 

 No.7 M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7(谷口信輝/折目遼)は08年開幕戦鈴鹿以来の優勝。昨年から、タイヤ無交換作戦を実行するようになってからは表彰台の常連となっていたが、優勝は2年ぶりとなった。
  2位はNo.46 アップスタートMOLA Z(横溝直輝/阿部翼)。予選3番手から、序盤は阿部翼がコースアウトを喫して順位を落としたが、その後着実に回復。No.33のピットインで2番手に上がり、その後はポジションを守りきった。
  3位に入ったのはNo.19 ウェッズスポーツIS350(織戸学/片岡龍也)。序盤はチョイスしたタイヤが路面にあわず、織戸がコースアウトしかかるなど苦労したが、別種類のタイヤを選んだ片岡はハードにプッシュ。ポジションを上げて表彰台を得た。

横溝直輝選手のコメント

「ここまで来るのに(開幕前から)ドタバタ続きだったので、今、この場所(表彰台)にいるのがホント信じられないですよね。でもチームが全力でいろいろとやってくれた、そのおかげです。僕らドライバーはそれに乗っかってただけですよ。ピットワークもすごかったですからね。終始レースをコントロールできる戦いを組み立てることができました。うれしいです」

阿部翼選手のコメント

「レース前半は、コースや天気などコンディションがすべて不安定な状態だったので、クルマをコントロールするのが大変でした。結果的にそれなりにうまく走ることができて、結果がついてきて良かったです。今回のレースに関しては、ホッとしたという感じが大きいですね。(第2戦の)岡山がすぐあるので、反省点や修正する点など、またキチンと準備したいと思います」

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