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2008 AUTOBACS SUPER GT 第1戦 SUZUKA GT 300km RACE ~決勝~

フリー走行 : 2位
決勝結果 : 優勝

■開催日:2010年4月4日(日)
 (入場者数 : 16,000 人)
■フリー走行 09:00 - 09:45
■決勝レース14:00 Start [82 Laps /303.646 km]
■コース : 岡山国際サーキット (全長3,703m)
■天候:曇 路面コンディション :ドライ

GT300クラスは序盤、ポールスタートのNo.86 JLOCランボルギーニRG-3(山西康司)が後続を引き離す展開。だが、38周を終えて入ったピットで、燃料補給に時間を取られ、約57秒もかかってしまう。後半担当の関口雄飛が接触をいとわない激しい追い上げをみせたものの、4位まで回復するのがせいいっぱいだった。  代わってトップを奪ったのはNo.7 M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7。前半担当の谷口信輝が次々と前車を抜き去り、ピット作業も、いつもどおりのタイヤ無交換で時間を短縮。後半の折目遼もステディな走りを見せていた。しかし、トップに立った後、ステアリング系のトラブルで55周目にコースアウト。無念のリタイアに終わってしまった。  これによってトップに浮上したのがNo.46 アップスタートMOLA Z。前半の横溝直輝は、7号車にこそ抜かれたものの、安定したペースをキープ。タイヤ交換は4本行うオーソドックスな作戦で、後半を託された阿部翼もしっかりとポジションを守る力走をみせた。7号車のリタイア後は、46号車をおびやかす車両はなく、そのまま最後まで走りきって優勝を遂げた。  No.46アップスタートMOLA Z(横溝直輝/阿部翼)は今季初優勝。46号車の優勝は昨年の第6戦鈴鹿以来となる。 No.2 アップル・K-ONE・紫電  2位に入ったのはNo.2 アップル・K-ONE・紫電(加藤寛規/濱口弘)。予選8番手から、前半担当の加藤が着実にポジションアップ。ライバルのピットインで、2番手にまで浮上した後、濱口にステアリングを引き継ぐ。濱口がコースに戻ったときには3番手になっていたが、7号車の脱落で2位を得た。前戦では1周目にリタイアしてしまったため、濱口が決勝を走るのはこれが初だったが、実質デビュー戦とは思えない落ち着いた走りっぷりをみせた。 No.3 HASEMI SPORT TOMICA Z  3位はNo.3 HASEMI SPORT TOMICA Z(星野一樹/柳田真孝)。予選ではセッション3進出を逃し12番手スタートとなったが、前半の星野が8番手までポジションアップ。ピットにはやや早めの37周目に入り、後半の柳田も好走。とくに、63周目にNo.33 HANKOOK PORSCHEを抜く際にみせたテクニックは鮮やかだった。これで、フェアレディZ勢は2台がそろって表彰台を得ることとなった。


優勝後 記者会見 横溝直輝選手のコメント

ここ(記者会見)にいるのが信じられないような気持ちです。ウェイトハンデが30kgあるのでレースは厳しい展開になると思ってましたが、横浜ゴムのタイヤと、チームが作ってくれたクルマのパッケージが、僕らに非常に合っていて、決勝でも予選同様のパフォーマンスが引き出せて、自分のペースを守って走れたのが良かったです。  作戦としては、僕がどのくらいまで(ピットインを)引っ張れるかでした。それに対して、他のチームがタイヤ無交換などイレギュラーな作戦をやってきたので、それに合わせてペースをコントロールしていきました。  僕らは開幕の2週間前に参戦できることが決まったのですが、メインのスポンサーも決まらず、今季後半の参戦もわからないところが多いんです。だからチームの営業の方にとって、この優勝が役に立てばと思います。

優勝後 記者会見 阿部翼選手のコメント

 ホッとした、そういう気分です。トップの7号車が、僕の真ん前くらいでクラッシュしました。(それで自分たちがトップに立ったが)あとはレースが終わるまで何があるかわからないので、気を引き締めていこうと思いました。それと、今日は落下物が多いというインフォメーションが(ピットからの)無線であったから、気を付けていこう、と。GT500同士のバトルもあったので、最後まで全体的に注意して走りました。

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